乃木坂に毛が生えたくらいと思っていてゴメン。

3月24日 『さくら学院 2011年度 放課後アンソロジー 〜幕が開くまで教えません!〜』@日本橋三井ホール
ずっと観たかった さくら学院。なんとか先行でチケットが取れたのでほとんどこれだけのために東京遠征。

この日の銀座は歩行者天国でファッションなんとかってイベントなんかもやってて大賑わい。人ごみを避けて通りを一本入って歩いてたら銀座松屋から米倉涼子が出てくるのに出くわした。「あ、なんか知ってる人」と思って反射的に手を振るヲタ芸。米倉さんも振り返してくれました。デニムのジャケットみたいなの着て女優帽かぶってた。




初めて行く日本橋三井ホール。勝手に COREDO日本橋の上にあるんだと思ってスープストックでのんびりしてたら COREDO室町の方でうっかり、慌てて移動。歩いてたら雲が切れて光が差してきて気持ちよかった。




そのあとは、中のエスカレーターを使わず非常階段に並ばされて、階段で 5階までのぼらされる苦行。アイドルを見に来た人たちに COREDOの中を歩いて欲しくないという意味と理解(考えすぎ?)。

実は言うとさくら学院、曲はよく聴いてたけど動画は何回かしか見たことなくって、TLでの評判がすごくいいというのは実感してたけどそのすごさについて全然理解してなかった。言うなら、「乃木坂にちょっと毛が生えたくらい」と思っていたので、実際にステージを見てビックリしてしまった。
キレキレのダンス、ステージを大きく使ったポジションチェンジの多い複雑なフォーメーション、曲の世界観に合わせたくるくる変わる表情、ひとりひとりの今しか聴けない声の重なり…。
まぁ冷静に考えればあんないろんな曲を使ってちゃんとアレできるんだから、それくらいのもんだっていうのは想像がつきそうなものなのに、私が何も考えてなかっただけだな。
「もってけセーラー服」で度肝抜かれた。

完成度が高すぎて介入する余地がないというか、自分なんかがなんかコミットしようなんて思うこともおこがましい気がしてリズムに乗る程度でおとなしく見てた。着席でのライブってのも初めてだったので、墓石を開けてぬーっと出てくるゾンビのようなケチャもなかなか壮観だった。それ越しのさくら学院って感じが妙だったけど。

きっとものすごい量と時間のレッスンをしてきたんだろうな。その成果発表としては本当にすばらしいものだったと思う。それをもちろん苦しそうにじゃなく心底楽しそうにやってるのがいいなって思った。

Perfumeの3人は「みんなはライブを見に来たんじゃないよ、ライブをしに来たんだよ!」って言って私たちを迎えてくれる。さくら学院にはそういう感じはないんだけど、応援団としてきちんと見守れるようにあつらえてあるからまた違った安心感があるし、Perfumeと同じでこれから久しぶりに現場に顔を出しても絶対に楽しんで帰れるだろうなって実感があった。
これからも少しずつになるけど、さくら学院を見ていけたらいいなと思った。




やっぱコンセプトがしっかりしてるよね。ブログも大好きや。

3月24日(土) 日本橋三井ホール
さくら学院 2011年度 放課後アンソロジー 〜幕が開くまで教えません!〜』
※この公演は、いつもとは違った放課後をテーマとしたLIVE公演を予定しております。
■時間 17:00 開場 / 17:30 開演

01.ピクトグラム
02.オトメゴコロ。
MC(自己紹介)
03.めだかの兄妹/sleepiece(由結、最愛、莉音)
04.Brand New Day/SCOOPERS(來麗、寧々、華)
05.ド・キ・ド・キ☆モーニング/BABYMETAL(彩花、愛莉、まり菜)
06.プリンセス☆アラモード/ミニパティ(彩未、すず香、日向)
MC
07.ベリシュビッッ
08.Hello!IVY
09.チャイム
MC
10.もってけセーラー服
VTR(さくら学院の歩み)
11.FLY AWAY
12.School days
MC
13.Planet Episode
14.FRIENDS
15.さくら百人一首

アンコール
E-1.3.a.m/彩未、彩花、愛莉
MC
E-2.旅立ちの日に〜J.MIX〜
E-3.夢に向かって