9月10日は℃-uteの日。

始まってしまうと終わってしまうので、いつも始まって欲しくない。
現場までの道のりが長ければ長いほど、そう思ってしまって引き返したくなってしまう。始まると終わってしまうから。

そんな勝手にセンチメンタルなナニを抱えて「℃-uteコンサートツアー2012春夏 〜美しくってごめんね〜」以来の名古屋。

今回は「℃-ute Cutie Circuit 2012 〜 9月10日は℃-uteの日 〜」@名古屋、いわゆる発売記念イベント。1/2で昼夜ともに当選ということで行きは近鉄特急、帰りは新幹線の予定で名古屋入り。
オルスタということで名古屋に着いてから何かを食べてたんでは体が重くなってダメだというアレで、近鉄特急の中でミックスサンドを食べたりして。前回は行きも帰りも近鉄にして、どちらもガラガラだったのにさすが連休初日。ほとんど席が埋まっていて、なんだか全体的に浮かれた車内の雰囲気にちょっと当てられたりも。
なんせ、久しぶりに矢島さんに会えるものの、始まったら終わってしまう(しつこい)ということばっか考えてたから(めんどくさい)。


近鉄特急の中でサンドイッチ。なかなか行楽っぽい。


たどり着いた入場口に簡素な張り紙。

連休初日ということもあって名古屋駅はすごい人、人、人。電車の中で読みたい本をアホみたいに数冊も持ってきてしまったので、ここで荷物預けて行きたいなーと思うも、コインロッカーがなかなか見つからずここでかなり時間を食ってしまった。前もって調べておくなど、当たり前だが遠征は段取りが大事。学習した。

会場のダイヤモンドホールに着いてまずまず若い番号だったので入場列に加わる。5階までつながる非常階段。外も天気が良くてこもった空気はぬるい。人がパラパラと集まってくる。「ここ何番ですか?」「何番くらいですか?」とかすごい聞かれる。他の現場ではほとんど話しかけられないけど、ハロー現場だとやたらこういうこと聞かれるのなに。せまーい非常階段に人が溢れる。暑い。二列になって整列って書いてあるけど、上に行きたい人と下に行きたい人、並んでるつもりの人、知り合いを見つけて話し始める人。なんだかんだで誰も身動きできないくらいのすし詰め状態。暑い暑い。メガネが曇るんじゃないかというギリギリのところ。こんなに過酷な思いをしなければいけないのか…と思いながらじわじわと消耗していく時間。

やっと開場して何とかホールに入るとクーラーが効いてて一気に生き返った。取り戻した元気でなんとか二列目までたどり着く。二列目というと相当近い。とにかく手を伸ばせば触れそうなくらい近い。それは 5人が出てくる前でも確かに分かった。きっと今までで一番近くで見られる距離だな。

あらかじめ「恋」だったものに「エロ」が接合された瞬間と言うのか、いきなり『まっさらブルージーンズ』で始まったステージは、その近さも相まって刺激的すぎて卒倒するかと思った。矢島さんが「らみらみらみらみ!」と腰を動かすところをこんなに近い距離で見るとは思いもしなくて、目のやり場に困ったけれど見ないのももったいないので見るんだけど、見たらなんだかすごく恥ずかしいような気持ちになってしまうので困ってしまって、でも困ったり恥ずかしく思ったりするのも失礼だと思い至ってそれはもう真剣に見たワケなんだけど、そうするともう、やっぱり「エロい」と思わざるを得ないような状況だったな。20歳はもうすっかり大人だな!!!!
冒頭 3曲続けたあたりですでにじんわり汗をかいてる矢島さんの腹筋が汗でぬらっと濡れてるのを見てMC聞いてたはずがまたなんかエロい気分になってしまってどうにもこうにもだったので…要するに生まれてきてごめんなさい!


江戸の手毬唄Ⅱ』は、ほとんどふだんも聴くことない曲だったし初めてステージで見た。メンバーも「この歌をうたうのはかなりレア。どの曲よりも一番歌う機会が少なかった曲だと思う」って言ってた。矢島さん「初めて曲をもらったとき、『これはこういう意味だよ、この言葉はこういう意味』って教わる勉強会みたいなのあったよね」。なっきぃ「そうそう。だから歌番組とかで歌詞の意味聞かれるの超恐怖だった!」。
矢島さんは他にも「この曲には今はない三味線のパートがあった」みたいな記憶を披露。みんな全然ピンときてないみたいだったけど、矢島さんが「五木ひろしさんver.にはあって…」と言うとなっきぃが「あーーーー!」と思い出した。それを見て岡井さんが「そういうことは覚えてるんだねー」と野次を飛ばす、みたいなやりとりも。


ホールの音響がもともとあんまり良くなくて、ときどきハウッたり音飛びしたりしてる感じはしてたんだけど、矢島さんのソロ「Lonely girl's night」のラストあたりでがっつり音飛び。歌い直しになる場面も。
とは言え、矢島さん歌の入りのところでトチッたりしてたのでやり直しはラッキーだったんだ。…でも2回目歌ったときも上手く歌に入れてなくってあれれれーと思ったり。ステージを見ると両サイドのスピーカーのうちのひとつが客席じゃなく、思いっきりステージ、しかも矢島さんが立って歌い出すところの真横にあったから歌いにくかったんかしら、みたいなね。
まぁなんら問題ではなかったです。すごく良かったから、矢島さんの「Lonely girl's night」。

恒例の演歌歌手 中禅寺ナキ子コーナー、今年は ℃-ute 5人全員総出演。岡井さんの 50歳でデビューした後輩演歌歌手 中尊寺チサ子、愛理ちゃんマイマイペアのノースリープス。「今年で7回もやってきた ℃-uteの日なのに、今年は 9期10期の日ー推されてるのねー」とか「総選挙怖いー」とかちょっとアレを含んだ替え歌のオンパレード。みんなの演技(小芝居)がいちいちおもしろくてすごい笑ったし、登場人物が増えたことで間延びせずに楽しめる時間になってたのすごく良かった。

『悲しきヘブン』〜『Kiss me 愛してる』〜『JUMP』〜『いざ、進め! Steady go!』〜『忘れたくない夏』とかまぁ、楽しい以外の言葉がなかった。噂通り『悲しきヘブン』の迫力たるやもう、そりゃすごかった。歌ってる岡井さんと愛理ちゃん 2人から目が離せないんだけど、後ろでは矢島さんなっきぃマイマイがこれまたすごい気迫で踊ってるもんだから、もうどこを見たら分からない感じで目が泳いだ(エロい考えは忘れた)。
このあたりではもう矢島さんはかなりの汗びしゃで、ステージから体を乗り出すようにすると本当に目の前に汗がぽたぽた落ちてた。こんなにそばで汗びしゃの矢島さん見れる機会なんてそうそうないだろうから、しっかり見たよ、しっかりね。
なっきぃの指差し、愛理ちゃんのお手振り、岡井さんのにっこり笑顔、マイマイの見開いた目でうんうんてやつ。それぞれもらったんだけど、矢島さんからはいわゆる「レス」らしいものは感じなかった。でも、なんら問題ありません。魂の交流はしっかり確実にできてましたよ(スピ)。
なっきぃの「あんただよ!あんたにレスしてんだよ!」って指差しがかっこよすぎて、別に自分にきてるワケじゃないけど目で追ってしまったわ。そんななっきぃ、最後ちょっとウルッて来てたよね?こらえてたけど。

なんにしても圧倒的にやっぱりかっこよかったし、大好きすぎてちょっとオエッてなった(好きすぎるとオエッてえづく感じ、なんなんでしょう)。
中でも、矢島さんは私にとって特別な存在だってことをまた今回も確認した。相変わらずボキャブラリーがアレだからうまく書けないけれど、なんかもうよく分からないけど、恋をしてるんだと思います、私は矢島さんに。
彼女が笑って、楽しそうに踊って、半ば必死に歌っている姿を見ていると、私はせつなくてなんだか苦しい気持ちになるけど、さいっこうに楽しいんだよな。

今の「大人」路線の℃-uteは、「色っぽい」表現ではあるけれどそれ以前に、最高にかっこいい。
さんざんエロいって言っておいてなんだけど、「存在」とか「表現」がエロいんじゃなくて、ぬらっと濡れた腹筋や脚や腕がエロかったんであって、またちょっと別の話。どうでもいいけどみんな肌つるつる髪ツヤツヤでこの世のものと思えませんでしたがな。

最初から最後まで十分すぎるくらい堪能して、今回は夜の部には入らずに帰阪。夜が良番でなかったというのもあるけれど、もう一度あの過酷な非常階段に戻って並び直してできるだけ見やすいところで場所取りをすると思ったらクラクラしてしまった。楽しかった記憶を最後にして、帰ろうと思ったワケです。
私が根性ないだけかも知れないけど、やっぱりオルスタとアイドルの相性についてはもう一度考えて欲しい。
好きな子見てるときはやっぱり集中したいし、好きな曲聴くなら体を自由に揺らして踊りたいし、一緒にたまにはフリコピのひとつでもしたいし…となるとオルスタだと絶対的にスペースが足りないし邪魔が多い。みんなが好きに体を揺らすのならまだしも、リズムにも乗らずにオイオイ言いながら突っ立ってサイリウム持った腕を振り下ろしながらグイグイ距離を縮めて来られるとぐったりしてしまうしますます動けなくなってストレスが溜まる。
席さえあれば、ある程度スペースが取れさえすればそれでいいんだがなぁ。

次に矢島さんに会えるのは舞台『キャッツ♥アイ』かな。
その後にはツアーもあるし、舞台『シュガースポット』もある。また次のツアーも名古屋で見ることになりそう、まだチケット取ってないけど。
早く会いたいけど、会ったらまた次会うまでが寂しいから楽しみにしてる今の時間が一番いいのかな。そろそろほんと、下書きだけじゃなくて手紙を書こう(そう言うの何回目や)。

今回もとっても楽しかったです、ありがとう矢島さん。

℃-ute Cutie Circuit 2012 〜 9月10日は℃-uteの日
9月15日(土)@名古屋ダイヤモンドホール

01. まっさらブルージーンズ
02. 会いたい 会いたい 会いたいな
03. 最高ミュージック

〈MC1〉

04. 江戸の手毬唄

〈MC2〉

05. 通学ベクトル / 鈴木愛理
06. ディスコクイーン / 萩原舞

〈中禅寺ナキ子コーナー〉

07. レインボーピンク / 鈴木愛理萩原舞
08. 晴れのプラチナ通り / 中島早貴
09. Lonly girl's night / 矢島舞美
10. 僕らの輝き / 岡井千聖
11. わっきゃない(Z)

〈MC3〉

12. 悲しきヘブン
13. Kiss me 愛してる
14. JUMP
15. いざ、進め!Steady go!
16. 忘れたくない夏

〈MC4〉

17. SHINES